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三浦弘行棋士 冤罪事件の手引き【現代版 空気の研究・失敗の本質】

今回の事件を巡る成り行きや、証言の推移が興味深かったため、まとめてみました。冬休みの自由研究にどうぞ。また、三浦九段の名誉回復を切に願います。

主要な出来事(時系列) 

  • 7月26日 竜王戦挑戦者決定T、三浦九段vs久保九段 【疑惑の対局①】
  • 7月27日 一般将棋ファンが帰宅時の三浦九段を目撃 →未確認情報を参照
  • 7月下旬 「三浦九段が不自然な離席を繰り返している」という棋士からの指摘を連盟が受ける(元:東京新聞
  • 8月8日 全棋士に対して不必要な離席は避けるようにとの通知文書を連盟が送付
  • 8月中旬 棋士間で三浦九段を問題視する噂話が広がる →後藤元気記者情報を参照
  • 8月15日 竜王戦挑戦者決定三番勝負 第1局(理事が離席状況を監視)
  • 8月26日 竜王戦挑決三番勝負 第2局【疑惑の対局②】(理事が離席状況を監視)→三浦九段勝利
  • 9月8日 竜王戦挑決三番勝負 第3局【疑惑の対局③】(理事が離席状況を監視)→三浦九段勝利・挑戦権獲得
  • 10月3日 A級順位戦、三浦九段vs渡辺竜王【疑惑の対局④】
  • 10月7日 渡辺竜王が島理事に電話 →島理事情報を参照
  • 10月8日 渡辺竜王週刊文春・中村徹記者にメール送信 →渡辺棋士情報を参照
  • 10月10日 極秘会合で、有力棋士による疑惑の内容が検証される(場所は島理事の自宅)
  • 10月11日 常務会で、三浦九段の事情聴取(渡辺竜王、千田棋士同席)
  • 10月12日 出場停止処分と竜王戦挑戦者変更の発表(処分理由は休場届の未提出)
  • 10月13日 連盟が二度目の会見
  • 10月15日 竜王戦開始】
  • 10月18日 三浦棋士が反論文書①を発表
  • 10月20日 疑惑を報じる週刊文春が発売(2016年10月27日号)
  • 10月21日 三浦棋士が反論文書②を発表、執行部が所属棋士らに対して説明会開催(この日の時事通信の報道から処分理由が”不自然な離席”に変わる時事ドットコム
  • 10月24日 理事会を開催し、第三者調査委員会設置の決定
  • 11月4日 第三者調査委員会が初会合
  • 11月7日 三浦棋士が反論文書③を発表
  • 11月17日 A級順位戦、三浦九段がvs屋敷九段戦で不戦敗
  • 12月中旬過ぎ 【疑惑の対局①】について連盟渉外部職員が映像で離席の分数を確認し、久保棋士の指摘する”夕食休憩後の31分間の離席”が存在しないと判明 →青野理事・島理事情報をそれぞれ参照
  • 12月20日 A級順位戦、三浦九段がvs行方九段戦で不戦敗
  • 12月22日 竜王戦終了】
  • 12月26日 第三者調査委員会が調査報告会見
  • 12月27日 第三者調査委員会の報告書を受け、三浦九段と将棋連盟がそれぞれ会見

参考:将棋ワンストップ・ニュース

 

三浦弘行棋士の公式文書・インタビュー

NHKインタビュー

日本将棋連盟から年内の対局の出場停止処分を受け、竜王戦に出場できなくなった三浦弘行九段が、処分のあと初めてNHKの単独インタビューに応じ、対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いで連盟の調査を受けたことについて、「決して不正はしていないので処分を受けるいわれはない」と述べ、「公平にしっかりと調べてほしい」と訴えました。

日本将棋連盟は、三浦九段が対局中に席を離れることが多いとして、今月11日に聞き取り調査を行い、実際に選んだ手が将棋ソフトが示した手と似ているという一部の棋士からの指摘をもとに、席を離れた際にスマートフォンの将棋ソフトを使っていなかったかについても話を聞きました。

連盟によりますと、この中で三浦九段が、挑戦者として出場が決まっていた竜王戦について、「疑念を持たれた状況では対局できない」と辞退を申し出たとして、休場届の提出を求めましたが、期日までに提出されなかったため年内の公式戦の出場停止処分を決めました。

三浦九段は18日、NHKの単独インタビューに応じ、みずからの見解を初めて具体的に説明しました。この中で三浦九段は不正の疑いを持たれていることについて、「決して不正はしていないので、処分を受けるいわれはない。対局中に絶対にソフトを使っていませんし、そもそもスマートフォンに分析ができる将棋ソフトが入っていません」と述べました。

また、竜王戦の辞退を申し出たとする連盟の説明に対し、「竜王戦は将棋界最高峰の棋戦で挑戦するだけで大変な名誉だ。辞退するわけがない」と反論しました。席を離れた理由については、「私はもともと離席は多いほうだと思う」としたうえで、特に多かったと指摘された7月26日の対局について、「体調がすぐれなかったので、休んでいた時間が長かった」と説明しました。

休場届を出さなかったことについては、「やましいことは全くないので出す必要はない。そういうことで休場届は提出しないと決めた」と答えました。三浦九段は連盟に対して、所有するパソコン4台と、スマートフォンにインストールしているアプリを撮影した画像を自主的に提出したということです。そのうえで、三浦九段は「公平にしっかりと調べてほしい。完全にやっていないことがわかったら白い目で見られずに指せるので一刻も早く調べてほしい。それだけです」と述べ、連盟の調査を強く求めています。

10月18日:将棋 三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー | NHK「かぶん」ブログ:NHK

第1回反論文書全文

公益社団法人日本将棋連盟が発表しているとおり、私三浦弘行は、第29期竜王戦七番勝負に出場できないことになり、平成28年10月12日付で出場停止処分となりました。

このことは、私が対局中の離席が多く、私の指し手がコンピュータと一致する可能性が高いことなどから、私が対局中に将棋ソフトを使用していたのではないかという疑惑を持たれたことに由来しています。しかしながら、私がこれまで対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません。連盟が私に求めた、第29期竜王戦七番勝負に出場できないこと及び休場届の提出は、全くの濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である将棋ソフト使用疑惑によるものであり、適正な手続きによる処分とは到底言い難いものです。

私は、連盟から上記疑惑を持たれたので、平成28年10月11日及び12日において、連盟からの要望がなかったにもかかわらず、自ら保有するノートパソコン2台、デスクトップパソコン2台、スマートフォンの全アプリを撮影した画像を提出しています。これら資料を精査してもらえれば、私の身の潔白が晴れることだと信じていましたが、連盟はこれらの資料を精査することなく、一方的に私に出場停止処分を下しました。本当に残念でなりません。

また、私は連盟に対し、離席が多いことやコンピュータとの一致率が高いことを示す証拠を書面により提出して欲しいことを求めています。これらの資料を分析すれば、離席と私の指し手との関連性がないことなどを示すことができると考えています。しかし、連盟からはこれらの資料の開示はなされていません。これでは、私としましては、私のどの指し手がどのコンピュータと一致しているのか、満足に知ることすらできません。

私が離席していた際に行っていたことは、将棋会館内の休憩室である「桂の間」などで横になるなどして体を休めつつ次の指し手を考えていたり、会館内のトイレに赴いていただけです。対局中の食事についても、ほとんどが出前を注文しており、疑惑を持たれている対局では、対局中に会館の外に出ることはありませんでした。

また、現在多くのプロ棋士が対局前の研究において、将棋ソフトを用いていることは周知の事実だと思われます。私も将棋ソフトを用いて対局前に研究を行っていました。将棋の序盤中盤は、盤面の状況をある程度想定できるため、コンピュータと一致率が高くなることは当然のことだと思います。また、終盤については、最善手を指せばコンピュータと一致することは不思議なことではありません。そのため、私の指し手がコンピュータと一致率が高い部分があったとしても、何も不思議なことではないと考えています。おそらく、他のプロ棋士の指し手とコンピュータの一致率も、一直線の変化では特に高くなるのではないかと思われます。

私は、今後も連盟の調査に最大限協力するつもりです。そのことにより、私にかかった疑惑が晴れると信じています。

なお、本来記者会見などを開催すべきなのかもしれませんが、書面による方が、私の意見を表明しやすいという事情から、このような形によって私の意見を述べさせていただく次第です。

10月18日:将棋:三浦九段がソフト使用疑惑否定 反論文書全文 - 毎日新聞

第2回反論文書全文

対局中の将棋ソフト使用疑惑について(2)

一部マスコミにて事実と異なる内容が報道されているため、重要な点についてのみ誤りを指摘しておきたいと思います。

まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。

次に、平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。

また、対局中に控え室などでスマートフォンの操作をしたことなどはありません。

ちなみに、私はスマートフォンの提出を拒否した訳ではありません。そもそも、連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。スマートフォンは、私が日常使用しますし、私の保有するパソコンを調べてもらえば、遠隔操作ソフトなどが導入されていないことは分かってもらえると思っていました。

もっとも、現段階に至っては、自らの潔白を証明するため、私のスマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社等に提出し、過去にインストール及びアンインストールされたソフトの内容や、電源のオンオフの日時などの解析を行ってもらおうと考えています。調査会社等の選定については、連盟が協議に応じてくれるのであれば、連盟と共に選定したいと思います。また、私は上記スマートフォンとパソコンしか持っていませんが、家族などのスマートフォンやパソコンなども調査対象に加えて欲しいと連盟が望むのであれば、進んでそれらも調査対象に加えたいと思います。後から別のパソコンなどが怪しいと言われても困るからです。そのうえで、解析結果を私や連盟が入手する前に、調査会社等から直接世間に発表してもらおうと考えています。

本来これらの作業は、疑いをかけた連盟が実施すべきだと思います。なぜ、私が自らこのようなことを行わざるを得ないのかと思うと悲しくなります。私は単に今までどおり将棋を指したいだけなのです。

一日でも早く連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません。

10月21日:将棋:三浦九段の2回目の反論文書全文 - 毎日新聞

第3回反論文書全文

日本将棋連盟は、平成28年10月27日、私の出場停止処分の妥当性と対局中の行動について、第三者調査委員会を設置しました。連盟は、出場停止処分の妥当性に疑義があると考えたからこそ、第三者調査委員会を設置したのだと思います。しかし、私の出場停止処分は未だ継続されています。出場停止処分の妥当性に疑義があるのであれば、まずは出場停止処分を撤回してから調査にあたるべきではないでしょうか。
連盟は、おそらく第三者調査委員会の結論が出るまで出場停止処分を撤回しないでしょう。一方で、連盟に預けた私のパソコンについては、まだ何も調査していないと回答されています。そのうえ、解析会社の協議も整っていません。このままでは、私の出場停止処分の期限である平成28年12月31日までに、第三者調査委員会の結論が出るとは考えられません。私は居ても立っても居られなくなり、連盟に預けたパソコンを返してもらい、自ら解析会社で調査してもらおうと考えました。

そこで、平成28年10月28日、一時的にパソコンを返して欲しいと連盟に求めました。ところが、連盟は、第三者調査委員会にパソコン等を厳重に保管するよう申し伝えられていることなどを理由とし、私にパソコンを返してくれませんでした。どうして、私のパソコンを返してもらうことすら許されないのでしょうか。
仕方なく、私は自らの手元にあるスマートフォンのみを解析会社で調査してもらうことにしました。多くの解析会社では、トラブルに巻き込まれることを恐れてか、私の依頼を受けてくれませんでしたが、ようやく、アスエイト・アドバイザリー株式会社に引き受けてもらいました。その結果判明した、インストールされたアプリケーション一覧が添付のとおりとなります。

アプリケーション一覧に記されているように、私のスマートフォンに指し手を示す将棋ソフトは導入されていません。また、パソコンの遠隔操作を行い得るソフトも導入されていません。ちなみに、スマートフォンの電源のオンオフについては、抽出不可能な領域であることから判明しませんでした。
このように、私が対局中に将棋ソフトを使用したという疑惑は、単なる憶測に基づく誤った事実なのです。

なぜ、根拠もなく出場停止処分を継続するのでしょうか。なぜ、私のパソコンを解析せずに放置し続けるのでしょうか。どうして、第三者調査委員会を設けなければならないのでしょうか。第三者調査委員会は、過去の処分の妥当性などを検討しているだけであり、連盟が独自に今でも処分を撤回することは可能なはずです。

従前から申し上げているように、私はスマートフォンなども進んで連盟に提出するつもりです。預けているパソコンについても、すぐにでも解析に回して欲しいです。ただ、その前提として、現在私に下されている不当な出場停止処分を直ちに撤回して欲しいと思います。

出場停止処分を下されてから、毎日不安に押し潰されそうです。満足に眠ることすらできません。このような精神状態で、以前のように将棋を指すことができるか不安でなりません。私の棋士生命は、刻一刻と失われつつあります。私は棋士です。私には将棋しかないのです。どうか私から将棋を奪わないでください。

11月7日:【将棋ソフト不正使用疑惑】三浦弘行九段が改めて疑惑を否定 「ソフト使用の形跡なし」と文書で 全文掲載(1/4ページ) - 産経ニュース

12月27日の三浦棋士記者会見 書き起こし(回答者別)

三浦弘行棋士回答分

三浦 昨日の第三者委員会の発表を受けてということなんですけれども、まず驚いたのがですね、疑惑の発端となった7月26日の夕食休憩後の30分の離席というものがそもそもなかったということで、それならそもそも疑惑そのものがないんじゃないかと。

それがおかしいなと思ったということと、あと2つ目は竜王戦挑戦者決定3番勝負で将棋連盟理事が私を監視したということですね。で監視していたにも関わらず不審な点はなかったと、それならそのまま私を竜王戦7番勝負に出場させればいいと思うんですよ、なんの心配もないと思うんです。それなのに今回、竜王戦7番勝負に出場できなかったことが本当に残念です。

また話は変わるんですけれども、来年1月3日「ヤマダ子供将棋大会」、これは私が初回から地元ということで毎回出演させていただいてたんですけれども、あと翌日「上州将棋祭り」、これもよく出演させていただいてました。このことが、私出演予定だったんですけれども、私の承諾なしに勝手にキャンセルされていたことが残念といいますかね、将棋ファンとの交流を持つ処分明け初めての行事だっただけに、その点も本当に残念でした。

 ~質疑応答~

ーー渡辺竜王が三浦九段の疑惑を追及したいというのがそもそもの発端ですが、渡辺竜王に対してはどう思っていらっしゃいますか?(ITメディア)

三浦 本来なら7番勝負で戦う相手でしたし、思うところもありますが、そもそも渡辺さんとも何局も対局してるので、疑われたというのは本当に「そんな風に思っていたのか」というか、対局者だったら分かると思うんですけどね。週刊誌か何かで最初は疑ってなかった、というのがそれが普通だと思うので、もしかしたらそうだと言った誰かがいたのかも分からないけれども、残念です。

ーー将棋に対してはどういう思いを持っておられますか?(ITメディア)

三浦 2ヵ月半以上将棋の勉強どころではなかったので、一刻も早く騒動が落ち着いて元の環境に戻ってまったく勉強してないと、すぐに対局して、結果が、まぁ出さないといけないと思ってますので一刻も早く勉強をして結果が残せるように復帰して頑張りたいと思っています。

ーー将棋連盟に言いたいこと、求めたいことは?(テレビ朝日

三浦 無理なんでしょうけど、元の状態に戻してほしい。叶わないでしょうけども、竜王戦をやり直し(たい)、難しいんでしょうけどね。

ーー将棋界への提言と、防止策は?(TBS)

三浦 コンピュータが強くなってきたということで、今回の竜王戦の金属探知機(の導入)というようなことが私は一番いいと思っていたんですよ。そうすれば今回は私でしたけども私のような人も出てこないでしょうし、相手を疑うのもいやですから、それこそ厳しい環境で事前チェックをすれば気持ちよく力を発揮できるということで、それが一番いいと、それは前から提言していることではあるんですけれども、これからはこういう事態があったんですから、金属探知機とか厳しい環境で指すということが棋士を守るということでも一番いいんじゃないかなと思います。

ーー実際に離席している際にはどういう事をしているのでしょうか?(フジテレビ)

三浦 これは私に限らず、休憩室といいますか、食事をする部屋があるんですよ、そこが「桂」という所なんですけれども、対局室で横になったりするのはよくないので、ちょっと横になったりして休憩を取る棋士は私ひとりでなく多いと思うんですよね。基本的に、お手洗いとか、それ以外は用がないので、横になってるか・・・(聞き取れず:ブログ筆者注)。

私は最近出前を取ってたんですけども、昼食の時に外出したり、今はもうだめになってるみたいなんですけども、外に外出しても構わないというルールが以前は存在しました。最近は私は出前を取っているので、対局中は外出はしておりません。

ーーこの2ヵ月半をどのような思いで毎日を過ごされてましたか?(報知新聞)

三浦 私個人のことだけでしたら何とか耐え切れたのかなと思うんですけども、やっぱり家族が本当に参ってまして、本当になんでこんな仕打ちを受けなければいけないのかなと。家族がひどい目にあったのが思う所があって、詳しくは言えないんですけれども、家族にすごい迷惑をかけていたことが申し訳ないなと。

一方で応援してくれる棋士の方もいましたし将棋ファンの方も私を信じてくださる方もいたのでそれは励みにはなっていたんですけれども、ただ、推測でいろいろ言われてしまうのがやっぱり辛いですし、悔しい思いというのはあります。

ーー2ヵ月半の将棋との具体的な接し方は?(報知新聞)

三浦 全然勉強できない環境でしたので、まぁ白の証明というのは本当に大変なんですけれども、白に近づけられる証明が出来るようにと、横張弁護士とともに。将棋の勉強どころではなくて、悪魔の証明というんですか?白を証明するのはほぼ不可能なんだけれども頑張ろう、というそっちの方の生活を送っていました。

ーー年明けの予定されている対局に全力で向かっていくつもりか?(報知新聞)

三浦 全然勉強していないんですけれども、騒動が落ち着くのも多少はどうしても時間かかってしまうと思うんですけれども、出来るだけ早く(将棋)盤駒に触れて勉強を再開して、対局相手もいることですので相手の日程に迷惑かけちゃいけないんで、それも踏まえて自分の出来る範囲で努力をしたいと思ってます。

ーー棋士全体についてどうあってほしいか?(報知新聞)

三浦 最初から私を信じてくれている棋士もいるんですけれども、言いたくないんですけども私を疑った棋士がいるわけで、気持ちよく対局に臨めるかというと……やっぱり勝負師であるのでそういう感情に左右されずに復帰したなら対局に望まなければいけないと思ってます。

ーー第三者委員会の報告を読まれて率直にどう思いましたか?特に不正を疑うような根拠が無かった点について(NHK)

三浦 本当に不正はやってないからその点で自信はあったんですけども、まぁ当然白(の結果)が出て来るのは当たり前ですから、処分が妥当かどうか、ということで横張弁護士の言った通り、そういった(連盟優位の)結論はある程度予想はしていたんですけれども……繰り返しになってしまいますが、疑惑はそもそもなかった上に監視して不審な点がなかったんであれば、なぜ私を竜王戦7番勝負にそのまま出場させなかったのか、とその事がまず驚いたという気持ちです。

ーー処分期間にA級順位戦でいくつか(2つ)の対局で不戦敗が既に付いていることをどう受け止めているか?(NHK)

三浦 まず(A級順位戦)の対局をするという事は新聞に載る将棋も多いんですよね。新聞に1週間ぐらいにわたって対局を掲載してもらうという事なんですけれども、そういった意味では新聞社の方に、変な言い方ですけれども…私が迷惑かけた(という見方)が正しいとも思わないんですけども、でも新聞社の方にご迷惑をおかけしたのが申し訳ないという気持ちがあります。

ーー不戦敗へのご自身の思いとしてはどうでしょうか?(NHK)

三浦 それはやっぱり、一言でいえば残念で仕方ない、ということですね。もう少しなんとかならなかったのかなぁ、と。それを言ってしまうと出場停止処分そもそもそこにかえってきてしまうんですけれども、本当になんとかならなかったのかなぁ、という気持ちです。

ーー不戦敗について撤回を求めるのか、金銭的な補償を要求されるのか?(日本経済新聞

三浦 繰り返しになってしまうんですけれども、対局するということは仕事でもありますし、義務でもありますので、元の状態に戻せるのであれば、難しいんでしょうけども戻して欲しいという気持ちです。

ーー1月3・4日の将棋祭りには参加したいと思われているのでしょうか?事実関係は?(毎日新聞

三浦 元々こういった騒動が起こる前に依頼されていたので、それは出場停止処分明けのことなので、(処分期間が)かかってこない事ですので、当然出演出来るものだと思っておりました。そこでファンの方と交流を持ったりすることが、私の地元でもあるので、それが望みだったんですけれども、私の承諾なく出演者が変更されていたということです。

ーー調査委員会の方も不正の証拠は無いという心証を持たれてると思うんですけれども、三浦さんがそれを感じるような状況ややり取りを聞かせてください(共同通信

三浦 どういったやり取りというのは詳しくは言えないんですけれども、どうしても不正があるものと前提をして質問をしてきて、調査もやって、それで…どんどん潰していかないとしょうがないみたいなんですよ。それで先生(弁護士)も同席して頂いたんですけれども、一つひとつ潰していって、徐々にやってないだろうという印象を持って頂いたと思ってますし、最終的な決め手はそもそも疑惑が無かったとか、理事が見張ってたとか、あと一番大事なのは解析結果が全く問題無かったということで……それで何回かヒアリングを含めてやってる内に、まぁやってないだろうなと思って頂けたような気がしましたね。

ーー今回の問題を受けて、群馬県民もかなりのファンの多くの方々が心配をしております。そういった方々へのメッセージをお願いします(上毛新聞社

三浦 地元の方にはやはり接触するする機会が多いといいますか、かなりの方々に信じて頂いてまして、そういった地元の方に、将棋ファンとか普及指導員とか交流の多い方がいっぱいいまして、悔しい思いをさせていただろうなと思いますので、そういった点は本当に申し訳なく思っています。

 

横張清威弁護士回答分

横張 清威弁護士:みらい総合法律事務所

横張 まず、大前提としてですけれども、いろいろ世間でもお話になっていますが、第三者委員会というのは、将棋連盟が多額のお金を出して、そして雇っている弁護士ということになりますので、残念ながら依頼者である連盟さんの方を優位に書いてしまうというのは致し方ないかなと思うところであります。

昨日の調査報告書ですけれども、「不正の有無ついて」というところですが、三浦棋士が不正行為に及んだと認めるに足りる証拠はないと判断している、これは明らかに事実でありますし、いくら調べても不正の証拠は出てこないというのはこちら側で分かっておりましたので、この結論については、当然の事ではありますが、評価出来ると考えています。

しかしですね、本件の出場停止処分の依頼者である将棋連盟寄りに沿った意見であって、極めて不当だと考えています。その点について簡潔にご説明していきたいと思います。

まず、出場停止処分の強制ということですが、委員会はこの出場停止処分の妥当性を示す根拠として、以下の点を挙げております。

1番目としましては、処分当時、三浦棋士に対するソフト指し疑惑が強く存在していたこと。

2つ目、三浦棋士をそのまま竜王戦7番勝負に出場させることとした場合、大きな混乱が生じることが必至であった。

3つ目、将棋連盟や将棋界に対する信頼やそれらの権威が大きく傷付くことが容易に想像されたこと。

4つ目、処分当時は竜王戦7番勝負の開幕を3日後に控え、時間的余裕が全くなく、将棋連盟として他に取りうる現実的選択肢がほぼ無かったこと。

最後に、三浦棋士竜王戦7番勝負の休場の申し出を行ったことを受けて、将棋連盟は挑戦者交代について共同主催者らの承諾を得ており、三浦棋士が休場の申し出を撤回をした時点では、もはや後戻りが出来なくなっていたこと。

まず1番目のソフト疑惑の点ですが、調査報告書では処分当時、三浦棋士に対するソフト指し疑惑が強く存在していたと指摘しています。しかし、処分当時存在していた疑惑というのは、一部棋士の発言による指し手の(ソフトとの)一致率、長時間の離席、という根拠薄弱な状況証拠に基づいておりました。

指し手の一致率につきましては、委員会報告書によっても他の棋士の一致率も高い場合がある、というお話しがありますし、長時間の離席に至ってはそもそもその事実自体が存在しなかった、ということが述べられています。

さらに、先ほど三浦九段が申し上げましたが、(三浦棋士側が)全く気付いていなかった、知らなかったけれども、竜王戦3番勝負第2局、3局において連盟理事が対局中の三浦棋士を監視していたと、そうであるにも関わらず、三浦棋士に不審な行動は認められなかったということが明らかにされています。このような状況下において存在しているのは、ソフト指し疑惑ではなくて、単なる一部棋士による邪推に過ぎないのかな、と思っているところであります。

次に、調査報告書では、そのまま竜王戦7番勝負に三浦九段を出場させた場合、大きな混乱があるとしています。ただ、皆さんもご存知の通り、すでに竜王戦7番勝負においては金属探知機による検査を行うということが予定されていました。このような状況下において対局者が不正行為に関する疑惑を持たれるということはもう既になくなっていたわけですから、三浦棋士竜王戦に出場させた場合であっても大きな混乱は予測されなかった、という状況にあります。

次に、調査報告書では、三浦棋士竜王戦7番勝負に出場させた場合、将棋連盟や将棋界に対する信頼や権威を大きく傷付ける、ということを指摘しています。けれども、根拠薄弱な状況証拠、先ほど述べたような一致率とか離席が多いとかいうような話に基づいて、既に竜王戦7番勝負に出場が決定している三浦棋士から強引に、一方的に挑戦権を剥奪するということの方が、将棋連盟や将棋界に対する信頼や権威を大きく傷付けることになるのではないかと考えております。実際に、この処分によって、処分当初から現在に至るまで将棋連盟また将棋界は大きく信頼や権威を損なう結果となっている次第であります。

続きまして、調査報告書では、処分当時は竜王戦7番勝負の開幕を3日後に控え、時間的余裕が全くなく、将棋連盟として他に取りうる現実的な選択肢がほぼ無かった、と述べています。けれども、他に取りうる現実的な選択肢として先ほど申し上げた金属探知機による検査というのは既にもう存在していたという事情があります。また、この疑惑が発覚したのは、竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局、3局において連盟理事が対局中の三浦棋士を監視していた、とその当時からあったのかという話からすれば十分調査の時間はあったのではないかと思う次第です。3日前に急きょ決めなればいけない、と迫られた事情ではない。それは後付けの理由に過ぎないのではないかなと思います。

次に、調査報告書の5番目の箇所は、2つの事情に別れていると思います。三浦棋士竜王戦7番勝負の休場の申し出を行った、という事実と、もはや後戻りが出来なくなっていた、ということです。

まず最初の”休場の申し出を行った”のか、という事実関係について指摘されると思います。今年の10月11日、将棋連盟において三浦棋士は多数の将棋連盟理事とその場にいました棋士から不正行為を指摘され、竜王戦7番勝負を辞退し、休場届を提出するよう要求された。三浦棋士はこの要求を拒んでいましたが、職員から電話を取り次いだ将棋連盟理事が、皆さんが話していた会議室に戻ってきて「今回の竜王戦7番勝負が開催されないことになりました」と会議室にいた者達に報告しました。その上で、将棋連盟理事達は竜王戦が開催されなくなった、とそれを承知してくれるかと三浦棋士と渡辺竜王、各々にたずねました。三浦棋士としましては、主催者側の判断で竜王戦が開催されないとなった以上、仕方がないとしてこれを受け入れざるを得ませんでした。渡辺竜王もこの申し出にうなずいていました。さらに連盟理事は「今回の事は連盟にとって大変な損害ですよ、分かっていますか?」などと責め立てて、続いて「三浦さんには休場届を出して頂きます、それでいいですね?」ということで、休場届を提出することを求めました。三浦棋士はソフト指し疑惑によって竜王戦が開催されなくなったと聞かされたため、その場では休場届を提出することに承諾をしました。けれども、その後、不正をしていないのに休場届を提出することは自らの不正を認めたこととも捉えられかねない、として口頭での休場ではなく、休場届を提出することを拒みました。

このように、要はこちら側から休場届を出しますとか、竜王戦辞退しますとか、言ったわけではなくて、竜王戦が開催されなくなったので承知してくれますか?ということで仕方なく承知した、というのが事実経緯であります。

実際には開催されないと決定したはずの竜王戦7番勝負は、挑戦者を変更する形で開催されることになりました。三浦棋士は、出場停止処分を下された後にこの事実を知ることになりました。

次に、後戻り出来なくなっていた、という話ですが、調査報告書では三浦棋士が休場の申し出を撤回した時点ではもはや後戻りが出来なくなっていた、と述べていますけれども、三浦棋士が口頭で休場の申し出を了承したのは、先ほどお話しがありました10月11日の時点です。将棋連盟が翌日12日に午後3時までに休場届を提出しなかったことをもって出場停止を下しています。

このように、将棋連盟の軽率な判断によって三浦棋士の口頭での了承を元に共同主催者らとの話を進めていたのであれば、それは三浦九段のせいではなくて、むしろ将棋連盟の落ち度ではないかなと考えているところであります。

あと、根拠、緊急性の話とは別に、常務会でこの出場停止処分を決定していいのかという点についてです。調査報告書では、常務会では本件出場停止処分を決定することが出来る、と判断しています。けれども、竜王戦7番勝負の出場権を奪うということになると極めて重要な本件の決定に関しては、明らかに理事会で行うべきだと考えています。この件でも今回の出場停止処分というのは、適正手続きの点でも妥当性を欠いている、というように考えています。このような事情から、第三者委員の立場であのような発表をしたというのは分かるところもあるんですけれども、客観的な判断からすればあの処分は妥当だったということは到底言えない、と考えている次第です。

~質疑応答~

ーーこちらの事実認定は三浦先生からの聞き取りということですか?(産経新聞

横張 その通りです。

ーー連盟との話し合いでは、被害の補償について金銭的なものを今後求めていく予定ですか?(産経新聞

横張 当然ですね、今回の件によって金銭的にも三浦九段は被害を被っていると思います。ですので、その請求は入るのは当然だと思います。また、三浦さんの名誉を侵害されたということもありますし、あと謝罪ということもやはり重要なことになってくるのかなと思いますので、まだ具体的な話は進んでいませんがこのような点についていろいろ協議を重ねていく予定であります。

ーー三浦九段への質問です。今回の件で三浦九段が黒だと決めつけるようなツイッターをする棋士がいたりだとか、週刊誌の報道等でも本人に対する名誉毀損が成立するのではないかと思いますが、個人的に名誉毀損訴訟などを考えていますか?(産経新聞

横張 三浦九段への質問なのですが、法的な面も入ってきますので(お答えします)。その点も含めて協議中ですので、方針を明らかにする段階ではない状況です。

ーー竜王戦を中止するというような取り次いだ理事の話のことも、第三者委員会にも話されたんでしょうか?(朝日新聞

横張 そのようなヒアリングがありまして、同様な回答を三浦九段がしました。

ーー処分に対する報告書の中では妥当だったということですが、処分が下された事に対して(まだ残存期間があるため)撤回を求めるのか、甘んじて受け入れざるを得ないとお考えなのか?(TBS)

横張 年内の処分を撤回するのかしないのかということは、おそらくそれを含めて本日の将棋連盟の理事会で検討しているのではないかなと思います。もちろん撤回は早い方がいいのですけれども、相手もあることですので、今後どのようなことになっていくのかなというところ、そして本日決まるということも(可能性として)あるので見通しはつかない状況ですが、三浦九段としましては、即時復帰したいということは間違いありません。

ーー(第三者委員会発足以降の)調査が長引いたことについてどうお思いですか?(日本テレビ

横張 意見が三浦九段のほうでまとまっていないようですので、私が代わりにお答えします。調査が長引いたというのは第三者委員会が出来てからの調査が長引いたというご趣旨ですか?それまでが時間かかったという意味ではなくて?(記者返答)

第三者委員会の調査は、こちら側でも綿密にヒアリング等を行ったこととか、電子機器を提出してその結果をこちら側も受けていたこともあって、意図的に竜王戦7番勝負が終わるまで引き延ばしたんだという事は内部事情は正確には分かりません。(第三委が)かなり詳細に検討している、ヒアリングした人数もかなりのひとになっていると思いますので、時間がかからざるを得なかったと、物凄く綿密な調査をしていたということは自覚しておりますので、あえて早く出せるものを引き延ばしたというのは個人的には思っておりません。

 ーー不戦敗について撤回を求めるのか、金銭的な補償を要求されるのか?(日本経済新聞

横張 三浦九段としましては、出来る限り、可能かどうかはさておき、不戦敗をなくすとか元の状態で、もしくは何らか別の方法で対応するということをまずは検討したい、連盟と話し合っていきたいという意向であります。その結果ですね、相手方もありますし、第三者の主催者側の意向もありますので、実際に叶わなかった時にはですね、別途考えなければいけないなということになっております。

ーー復帰時期に関する要望(ベストなコンディションが整うまで待ってもらう等)を出すつもりはあるか?(日本経済新聞

横張 そこは事前に三浦九段とも話しているのですが、出来る限りですね、間が空いても仕方がないので、早い段階で戻るということを本人も希望していますので、もちろん最初は、復帰仕立ては調子が出ないかもしれませんが、出来るだけ早い段階で戻りたいという意向であります。

ーー第三者委員会の事情聴取について、ソフトの利用状況は?(共同通信

横張 ソフトの利用状況というか、電子機器の話かなと思うんですけれども、電子機器に関しましては三浦さんが元々使っていたスマートフォン、そしてノートパソコンの新しい物と使っていなかった古い物と全て第三者委員会の方に提出し、そしてそれを解析会社の方に委託して中のソフトを消したものが無いかという所まで含めて全て調査をしております。

それ以外にも、奥さんのスマートフォンとノートパソコン1台、デスクトップパソコン1台を提出して、中の内容について、ソフトとかもしくは第三者とのやり取りがないかとか、メールの内容まで全てチェックして、リモートコントロールもそうですけれども、といったあらゆる面から、さまざまな面から調査した結果、スマートフォンやパソコンを利用した形跡は全く無いという結論を得ています。

ーー事情聴取中にそういった履歴含めて、そういった痕跡は無かったと委員会から三浦さん本人に聞かれているのでしょうか?(共同通信

横張 そこは私の方が詳しかったりするので、私からお答えしますが、この点に関しましては、機器を渡して、第三者委員会と解析企業でやり取りをされるをされると、別になにか不正をされるというわけではないのですけれども、訳の分からない情報とか出てきた場合にですね、それについてこういうことですよ、その点調べて下さい、とかそういう事を言えた方がこちらとしては問題無いのかなと思っていましたので、三浦さん本人のパソコン4台は既に渡していましたので、残りの奥さんの物(PC)とスマートフォンを渡す条件として解析会社と連盟のやり取りを全てこちら側に開示して欲しい、それでなければ渡せないという話で了承してもらって渡していました。ですので、第三者委員と解析会社とのやり取りはこちら側で全て把握出来ておりますのでその結果を認識出来る状況でした。

ーー前代未聞の事なので、(名誉)毀損の具合がどのぐらいのものなのか、他のものに例えるとどのぐらいの事なのか?(日刊スポーツ)

横張 ちょっと思い当たらないんですけれども、ちょっと個人的な話になりますが、大抵この話を、将棋ファンではなくて、一般の将棋に詳しくない人に聞くと、みんな黒だと思ってるんですね。三浦さんは黒でソフトで将棋指した人でしょ、という話をみんな認識していまして、今回の第三者委員会の発表も黒だと思っている人があらためて見ているかもしれないですけれども、見てない人もいっぱいいると思うんですよね。そういった意味では、完全にはソフトを(使って)指した棋士だという認識は世間から消す事は難しい事案なんだなと認識しております。

ーーこのような会見を騒動が発覚した直後に行っていれば違った、流れが変わったのでは?(産経新聞

横張 実際開いていないので、どのような反応が起きていたかというのは、分からない所ではあります。ただ、今現在、第三者委員会が入って不正の事実は認められませんでした、という発表があったからこのような会見をしても信じてもらえるだろうな、と思うのですけれども、当時は疑われていたわけですし、それを覆す解析する結果の調査(該当機器?:ブログ筆者注)もこちらの手元に無かったということになりますので、おそらくその疑惑というのは消え去らない、もしくは悪い方に動いてしまう可能性もあるかなと思っておりましたので、会見を開くということは控えておりました。

ーー第三者委員会の不正があったかという調査はきちんとやったという印象であって、処分の妥当性についての結論だけは納得出来ないというスタンスでよろしいですか?(毎日新聞

横張 結論から言いますとそうなります。これは個人的な印象なんですけども、第三者委員会は基本的に三浦さんが白だという前提で調査を進めていたわけではなくて、まぁ白か黒か分からないという状況だったのかもしれませんが、感覚的に黒じゃないか、どこか何かあるんじゃないか、というような形で、調べられる点はあらゆる点から調べてきて、聞いてきたというような感じでした。ですので、こちらとしても白になることに協力するのは全然問題ないことですので、あらゆる事に回答して、提出して、という事をしてきましたので、そういったスタンスで調べられたので、調査としてはあらゆる点でこちらとしては提出したし、向こうは調べたというような事になっていると思いますので、その調査に関してはほぼ万全ではないかなという風に思っております。処分の妥当性に関しては先ほど申し上げた通りです。

棋士の動向(関連別にグループ分け)

極秘会合出席グループ

週明けの10日月曜日午後7時半、世田谷区の島理事の自宅には、渡辺竜王が要望した以上の面々が集まった。まず、現在の日本将棋連盟序列1位から3位の渡辺竜王佐藤天彦名人(28)、羽生3冠、棋士会長の佐藤康光九段、プロ棋士で最もソフトに精通していると言われる千田翔太五段(22)、それに最高責任者である谷川浩司連盟会長(九段=54)。島理事も合わせて7人の棋士たちによる”極秘会合”だった。

10月20日:週刊文春(10月27日号)

渡辺明棋士(現竜王

大変な事態になってしまいましたが、引き続き将棋界へのご声援を宜しくお願いします。
詳細は各種報道に任せて、ここでは省略します。

10月12日:竜王戦。 - 渡辺明ブログ

 

三浦九段による、スマホを使用した「将棋ソフトでのカンニング疑惑」の対局は4局あるとされ、そのうちの1局は10月3日に行われたA級順位戦の「三浦九段対渡辺竜王」だった。この対局を一部の棋士がネット中継をもとにリアルタイムでソフトで検証していたところ、驚くほど三浦九段の指し手がソフトと一致したという。

それを知らされた渡辺竜王は過去の三浦九段の対局も含めて調べ、指し手の一致、離席のタイミング、感想戦での読み筋などから「間違いなく“クロ”だ」と確信したという。

三浦九段に関する疑惑は将棋界の一部で今年8月ごろから囁かれており、週刊文春も取材を進めていた。他に大手新聞社の記者も情報を把握していた。

渡辺竜王が語る。

竜王戦が始まってから疑惑が公になれば、シリーズは中断される可能性が高いと考えました。それだけでなく、タイトル戦を開催する各新聞社が“不正”を理由にスポンサー料の引き下げや、タイトル戦の中止を決めたら連盟自体の存続さえも危うくなると思ったのです。そんななかで最悪のシナリオは『疑惑を知りながら隠していたという事が発覚する事だ』と判断しました」

10月7日、渡辺竜王日本将棋連盟理事の島朗九段(53)に事情を説明。それを受けて10月10日に羽生善治三冠(46)、佐藤天彦名人(28)、将棋連盟会長の谷川浩司九段(54)らトップ棋士7人が集まり“極秘会合”が開かれた。渡辺竜王から説明を受けた出席者たちからは「99.9%やってますね」という意見も出て、“シロ”を主張する棋士はいなかった。

10月19日:将棋「スマホ不正」問題を渡辺明竜王が独占告白 | スクープ速報 - 週刊文春WEB

 渡辺竜王が言う。

「対局直後は三浦さんの研究にはまって負けたと思いました。でも、前日検証していた棋士から指摘を受け、自宅でソフトを使って振り返ってみたら、明らかにおかしいんです。これは棋士にしか分からない感覚だと思います。感想戦で三浦さんが話した読み筋が、そのままソフトの読み筋だった事も分かりました」

~略~

「ソフトとの指し手の一致率が90%だとカンニングしているとか、そういう事ではありません。僕や羽生さんの指し手(の一致率)が90%ということだってありますから。

一方で、一致率が40%でも急所のところでカンニングすれば勝てる。一致率や離席のタイミングなどを見れば、プロなら(カンニングは)分かるんです」

~略~

渡辺竜王が続ける。

竜王戦七番勝負が始まってから疑惑が公になれば、シリーズは中断される可能性が高いと考えました。それだけでなく、タイトル戦を開催する各新聞社が”不正”を理由にスポンサー料の引き下げや、タイトル戦の中止を決めたら連盟自体の存続も危うくなると思ったのです。そんななかで最悪のシナリオは『疑惑を知りながら隠していたという事が発覚する事だ』と判断しました」

10月20日:週刊文春(10月27日号)

「トップ棋士でも、ソフトとの一致率は高い人で平均約70%。三浦九段は離席が多く、感想戦で示す手もソフトと一致していた。不正の疑いが強い以上、理事会に対応してもらう必要があると判断した。」

10月21日:三浦九段の不正疑惑 渡辺竜王が将棋連盟に対応要請:朝日新聞デジタル

今月3日の対局でたびたびの離席と不自然な指し手に疑惑を抱いた渡辺明竜王(32)が、「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない」と、連盟幹部に強く対応を求めていたことを明らかにした。

10月21日:【将棋ソフト不正疑惑】将棋連盟、来週中に調査委発足 強く対応求めていた渡辺竜王「タイトル剥奪されても構わない」 - 産経ニュース

今回の件、遅かれ早かれこの話が世に出た時には今と同じを立場を取っていたと思います。(棋譜を調べた観点から)

調査中ということもあり、ここでは多くを語れないことをご了承下さい。

10月22日:王将リーグ2回戦、久保九段戦。 - 渡辺明ブログ

複数の報道では、タイトル保持者として迎え撃つ立場だった渡辺竜王が自ら主導し、三浦九段の処分を連盟側に強く進言したと伝えられてきた。

これに対し、当の渡辺竜王は「三浦さんを処分してほしいとは全く言っていないですし、ファンの皆さんや棋士の間にも本意とは違う形で間違って伝わってしまっています」を否定。また「(三浦九段を処分しないなら)竜王戦は指さない(出場しない)。タイトルを剥奪されても構わない」などと発言したとされることについても、事実ではないとした。

三浦九段に関しては、7月下旬頃から不正行為を疑う声が複数の棋士から上がっていた。渡辺竜王は、それらの声が届く中、10月3日に三浦九段と対局した際、長時間にわたって離席するなど不審な様子が見られたため、三浦九段に対する聴き取りを連盟側に提案。同11日に連盟理事会と三浦九段側との話し合いの場が設けられ、渡辺竜王も同席した。

これについて、渡辺竜王は「人を疑うことは本来良くないこと。ただ、複数の棋士から『疑わしい』という声が上がったことは、本人に話を聴くには十分に値することだと思います」と説明。あくまでも意見聴取であり、不正行為の存在を前提としたものではなかったという。

さらに、今回の騒動以前に、これまでスマートフォン持ち込み禁止などの規定を設けてこなかったことを問題視。「クリーンな状態で将棋を指したいのはみんな一緒なので、本当に真剣に危機感を持って、みんなで声を上げるべきでした。倫理観を問わないのであれば、将棋界はただの将棋の強い集団で、ここまで発展しなかったはずです。全体としての意識が低かったと思います」

11月1日:三浦九段の将棋不正疑惑に渡辺竜王が初言及…「三浦さんを処分してほしいとは言っていない」 : スポーツ報知

昨日は月例報告会で棋士に一連の経緯と自分の行動意図を説明しました。その後に囲み取材を受けましたが、報道された記事でこれでは発言が後退しすぎと言うか、最初から何もしなかったほうが良かったという体になってしまっているので、そこは訂正させてもらいます。連盟の公式HPでなく個人のブログに書くのは褒められた行為ではないかもしれませんが、ずっと誤解されるのは耐えられないので。
まず、島さんが言ったとされる自分の発言については島さんとの間での言葉のあや、解釈の違い、さらに報道を介すことで自分の本意ではない形で世に出てしまいました。これについては島さんとも確認した上で「渡辺君の本意でないなら直したほうがいい」と言ってもらったので昨日の月例報告会と取材でその旨を伝えました。初動から三浦九段を呼ぶまでに時間的余裕がなかったですし、自分も島さんに行動意図を丁寧に説明しなかったこと、島さんは対局者、主催者との折衝、マスコミ対応で10月10日から寝る暇もなく動いていたことは発言を修正する上で棋士にも理解を求めました。

次に今回の自分の行動意図について。10月上旬の時点で放っておいても三浦九段に対する報道が出る可能性が高いことを知りました。このまま竜王戦に入れば七番勝負が中断になる可能性もありますし、将棋連盟にとって最悪の展開は後に隠していたと言われることです。七番勝負が始まってから対応するのでは遅いので、この状況を常務会に報告。報道が出ることを知っていながら放置して最悪の状況を迎えるリスクを取るか、事前に三浦九段に話を聞くかのどちらかしかないわけで、後者を選ぶまでは止むを得なかった思います。
三浦九段の対局中の行動及び、棋譜の観点からも疑問が生じている(ソフト指しがあったと断定はしていない)ことから、常務会が竜王戦の開幕前に三浦九段に話を聞く、までが自分の行動意図です。常務会が三浦九段を呼んだ時点で自分の行動意図は達成しているので、これ以降は自分の意思が反映されることはありません。
常務会が三浦九段を呼んだ時点ではソフト指しがあったと決め付けているわけではなく、処分ありきでもなく、あくまで話を聞く場でした。常務会が三浦九段を呼んだ後は様々な展開が考えられたでしょうし、それについて推測するのは主観が入ってはいけないので控えます。
この件について情報が錯綜して混乱させてしまったことを申し訳なく思います。

今後は第三者調査委員会の調査をお待ち下さい。

11月1日:一連のこと。 - 渡辺明ブログ

 

 

昨日ので最後にしようと思いましたが、言い足りないことがあったので最後に付け加えます。
自分ではブレてないつもりでも、言葉があちこち飛び交ったのは自分の責任です。急所を自分のブログで書くのを怖れてメディア任せにしたのもいけなかった。この点、自分も身を挺しきれていなかったです。
週刊文春に掲載された記事内容は、個人的にはおおむね間違っていないように思いますが、矛盾の印象を与えそうな言葉や、本意では伝わらない恐れがある表現は、誤解を解くような努力をしなくてはいけなかったと反省しています。時間が経ってからでは状況を見て態度を変えているように思われるのも仕方がなしです。
1つ1つ説明いたらキリがないですが、島さんや千田君にはピンチの時に助けてもらって本当に感謝しています。
千田君はまだ若いから自分の将棋に専念していい立場なのに加えて、彼にはまるで得がないのに助けてくれました。
では。

11月2日:最後に。 - 渡辺明ブログ

今回の件で将棋ファンの皆さまにご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。
当面、ブログは休みます。

11月6日:明日対局。 - 渡辺明ブログ

<これが最後になるかもと思いながら指してました>

10月8日朝、本誌記者に届いたメールの文面である。差出人は将棋棋士渡辺明竜王(32)。(ブログ筆者注:前日に弟弟子と対局していた)

~略~

ーー異常事態の中でのタイトル戦だったが?

「確かに疲れました。12月までは正直なかなか将棋に集中できませんでした」

ーー一件を振り返って。

「すみません、今はあまりメディアにはお話しできないんです。ただ、自分が取った行動については全く後悔していません」

12月28日:週刊文春(2016年1月5・12日号)

 

久保利明棋士

公にコメントは出していないが、第三委から渡辺明棋士とともに今回の告発者として名前が挙げられている。

極秘会合には電話で参加して自分の対局の状況説明を行った。

久保九段が言う。

「三浦さんとは何十局も指していますが、従来とは違って、離席の回数が非常に多かったんです」

対局中にトイレなどで席を立つ事はルール違反ではない。久保九段が続ける。

「証拠は何もないんです。でも指していて(カンニングを)”やられたな”という感覚がありました」

~略~

久保九段が言う。

「私が三浦さんの事を告発した張本人だと噂されています。でも私は三浦さんの名前を出した事は(棋士会も含めて)一度もありません。望んでいる事は、気持ちよく将棋を指せる環境作りです。ソフトが強くなった今、何か不正を防止する手段を講じておくべきだと思う」

10月20日:週刊文春(10月27日号)

千田翔太棋士

 

 

 

 

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※10月19日頃にDropboxに投稿 (10月31日頃に削除)するが、三浦棋士の部分についての言及はなし。

 

 

 

 10月21日:三浦九段のソフト不正使用疑惑で連盟が説明会 羽生棋聖ら参加 - 産経ニュース

 

 

 

 

羽生善治棋士(現棋聖・王座・王位三冠)

「限りなく”黒に近い灰色”だと思います」

10月11日朝、かつて竜王のタイトルを保持した日本将棋連盟理事の島朗(53)に届いたメールにはこう書かれていた。差出人は将棋界の第一人者・羽生善治三冠(46)だったーー。

10月20日:週刊文春(10月27日号)

 

「今はまだ(調査などを)何もしていない状態なので、現時点ではどちらとも言えません。成り行きを見守っていかないと」

~略~

対局前には、日本将棋連盟棋士に対象に行った説明会に出席。「(棋士から)いろいろな意見がありました。なかなかひとつの方向で行こう、という感じではなかったと思います」と説明。自身は発言しなかったという。

~略~

「きちっと専門の方に入っていただいて、公正な調査をしていただけたら」

 10月22日:羽生三冠「ファンを失望させないよう棋士一同で頑張らないと」将棋ソフト不正使用疑惑で言及 : スポーツ報知

 

佐藤天彦棋士(現名人)

公にコメントは出しておらず、極秘会合と棋士への説明会の出席以外には具体的な言動も報じられていない。

佐藤康光棋士棋士会会長)

 「理事会は苦渋の判断だったと思う。今後の推移を見守るしかない。」

 10月27日:衝撃 第75期将棋名人戦A級順位戦4回戦 第21局第1譜:朝日新聞デジタル

 

第三委ヒアリング対象グループ(極秘会合グループに加わる形)

丸山忠久棋士(三浦九段に代わっての竜王戦挑戦者)

日本将棋連盟の決定には個人的には賛成しかねますが、竜王戦は将棋の最高棋戦ですので全力を尽くします。」

10月12日:第29期竜王戦七番勝負挑戦者の変更について|将棋ニュース|日本将棋連盟

「三浦九段との対局で不審に思うことはなかった。一連の経緯には今も疑問が残っている。七番勝負の対局には、全力を尽くしたい。」

10月21日:出席棋士から賛否両論 将棋ソフト不正疑惑の説明会:朝日新聞デジタル

「発端から経緯に至るまで(連盟の対応は)疑問だらけです。」

「僕はコンピューターに支配される世界なんてまっぴらごめんです。」

10月21日:【将棋】速報!将棋不正疑惑問題で棋士説明会 丸山九段「連盟対応は疑問だらけ」 : スポーツ報知

「(交代は)びっくりして一度は拒否したが、盤上ではベストを尽くそうと思った。」

12月22日:将棋:竜王戦、渡辺2冠が防衛 丸山に4勝3敗 - 毎日新聞

郷田真隆棋士(現王将)

公にコメントを出していないが、10月20日発売(10月27日号)の週刊新潮で三浦棋士の処分を求めていた、と報じられている(ベテラン棋士の証言によるもの)。

 

外郭から発信グループ

橋本崇載棋士

10月20日発売(10月27日号)の週刊新潮で三浦棋士の処分を求めていた、と報じられている(ベテラン棋士の証言によるもの)。

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※10月13日にTwitterに投稿 (当日に削除)。

 

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12月5日:週刊プレイボーイNo.51

野月浩貴棋士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上野裕和棋士

 

 

 下記の後藤元気記者のツイートを引用リツイートする形。

 

 

 

 

 

 

 

西尾明棋士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡辺正和棋士(旧姓吉田)

Twitter(@masakazu_930)でツイートを続けるも、10月29日頃にアカウント削除。以下、まとめブログから引用。

 三浦九段の反論と昨日の島常務からの説明が重要な部分で真逆であり困惑しております。今まで受けた説明や報道の通りならタイトル保持者が挑戦者を変更させるように動いたという事なので渡辺竜王を失格にするべきなのかなと思います。

渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月22日


今回の件で来期あたりからタイトル戦の数が減る危機なのはもちろん、契約違反という事ですでに受け取った契約金を返金しなければいけないかなとも思っております。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月22日

2ch名人 渡辺正和五段、渡辺竜王を失格にするべきと主張

 

渡辺竜王の発言とされるものは将棋連盟定款第9条に該当し、渡辺竜王が除名になるべきものです。渡辺竜王の名誉の為にも一刻も早く発言を否定し、三浦九段の処罰を望まないと声明を出してほしいです。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月22日

2ch名人 渡辺正和五段、渡辺竜王の除名を主張 「一刻も早く発言を否定し、三浦九段の処罰を望まないと声明を出してほしい」

 

一致率については将棋界での噂や週刊誌等の報道でどの対局なのか聞いていますが、理事からはどの対局が怪しいという話は口頭でも書面でも1回も話が無いです。その対局については、大部分が一本道の手順なので一致しないとおかしいと言えます。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月25日


容疑と言うには疑わしい対局が1局以上ある事が絶対に必要なので、現時点で三浦九段を疑う理由は何もありません。スマホとパソコンを調査に提出した以上、証拠を捏造しない限り調べても何も出てこないと思われます。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月25日


21日(金)の報告会は棋士から強い批判があったにも関わらず三浦九段の出場停止を取り消さず、お昼の時間になったからと打ち切られました。31日(月)まで待っていられません。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月25日


棋士がこの状況で黙っている事は将棋連盟の存続に関わります。発言を禁止されているからこそ発言しなくてはいけない時です。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月25日

2ch名人 渡辺五段、報告会の内情語る 「強い批判があったにも関わらず三浦九段の処分を取り消さず」

渡辺竜王が島常務を脅して三浦九段を失格にするように動いたというのは報告会で島常務から聞いた話です。これについては渡辺竜王から否定していただきたい事です。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月28日


三浦九段が突然休場を申し出たという島常務の発言とも矛盾しているので、それもおかしいです。
渡辺正和 (@masakazu_930) 2016年10月28日

2ch名人 渡辺正和五段、暴露 「渡辺竜王が島常務を脅して三浦九段を失格にするように動いた」

 

窪田義行棋士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

従来から主張している要旨は、「三浦弘行九段側による第3回目の文書は客観的にみて説得力があり、第三者委員会は出場停止処分の一時停止を答申すべきで、常務会も了承せざるを得ない」となる。ご採用のつぶやきも、昨日の月例報告会は不参加で内容にも準拠していない点を明記したい。

それ次第では既に過去の物となったかも知れないが、「第3回発言自体が訂正されるか事実誤認及び歪曲が発覚しない限り、どんな現状であれ訂正は不要」と考える。更には対局後の個人的感慨の一端に過ぎず、「予め参加者に報告会に就いて確認するといった手順も無用」だと判断した。

今頃になって、棋界の話題ととしてお取り挙げ頂くだけの意義はないだろう。将棋ファンの皆様が、当該記事のコメント欄を「私のアカウントに直接伝えにくい本音を披露する場」としてご利用にせよ、「より将棋界に取って有意義なり健全な興味に相応しい話題」を記事にして頂きたいと思う。

念の為に個人的感慨に就いて詳説すると、「2回戦で勝利すると本戦出場という事実を忘れていた件への後悔」に尽きる。前回たる第9回の2次予選:2回戦も丸山忠久九段に敗れているという事実は内容も含めて重々承知していたが、「結果的に酷似した状況」だという認識が欠けていた。

2次予選でシード枠が出現したのは'08年度の第2回以来だが、第9回で三浦弘行九段が本戦1回戦で敗退している。2次予選2回戦で敗れた同じA級棋士佐藤康光九段同様、「2次予選からの登場となるのが妥当」だという点にも対局後に気付いた訳だ。

私の感性や理性ばかりか語学能力にも厳しいご指摘を頂いて残念だが、「休場処分の一時停止」を是とする立場からは「遭った」という表現になる。さて置き、この様な無関心は「(公社)日本将棋連盟正会員兼将棋棋士たる将棋クラスタの一員」として本件を論評する立場にも相応しくないと反省している。

ご指摘に対し具体的にお答えすると、元スレッド223に関しては「早合点は禁物」に尽きる。235に就いては、「正会員としての権利、延いては基本的人権を擁護する」立場なので旧交は無視している。236前半+234で正しいが、「三浦九段に成り代わって敢闘」すべきだったとまでは思わないので念の為。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大平武洋棋士

連日、離席の映像が流れていますが

離席=不正

みたいな印象になりそうで

辛い感じです。

持ち時間が短い対局なら大丈夫ですが

順位戦の様に長い対局で

離席なしで対局室から出ないのは

自分の感覚では拷問です。

自分の太い体型や考えるのが苦手な性格

そこに問題があるとも思いますが

対局室独特な雰囲気は

ずっといるのは自分は苦手です。

それでも、今後は気をつけていかないと

そう思います。

10月15日:大平武洋の自由な日々   : 離席について

 

 

 週刊文春読みました。

記事の内容を

書いていいかわからないので

感想だけ。

今でも100%以外は信じない

そういう考え方ですが

記事の内容が全て正しいとすると

自分には残念な結果にしか

思えません。

ずっと報じられていた

休んでいたというのが

記事に書いてある場所だとすれば

不合理すぎて、疑惑を加速させる

そう自分は思います。

ただ、あくまで記事が正しい場合なので

今後も見守りたいと思います。

10月20日:大平武洋の自由な日々   : 感想

 

なんかよく分からない

情報ばかり出てくる感じで

チェックしているのが

バカらしく思うようになりました。

どこまで行っても

話が正しいかどうかも分からないので

今後は見守ることに決めました。

 10月24日:大平武洋の自由な日々   : 当面

 

 思った通りの結果。

茶番。

考えることがバカみたい。

今日から楽しく生きましょう。

12月27日: 大平武洋の自由な日々   : 楽しく

 

 

 

 

佐藤慎一棋士

 

 

 

田中寅彦棋士

田丸昇棋士

10月21日に東西の将棋会館で行われたこの問題に関する説明会(棋士女流棋士を合わせて約140人が出席)で、常務会は一連の経過と深刻な事情を棋士たちに伝えました。私は詳しいことを書きませんが、このブログに寄せられたコメントの内容でわかるように、すでに周知のことになっています。説明会では、三浦九段を批判する声と同情的な声に分かれましたが、私の実感では後者のほうが多かったと思います。

10月26日:田丸昇公式ブログ と金 横歩き: 対局

 

メディア上で謝罪した棋士たち

戸辺誠棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

屋敷伸之棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

事の真相がまったく分からないので、コメントのしようがありません。個人的には三浦九段の人間性も分っていますので、不正をやるようなことはないと思っています。

10月27日:衝撃 第75期将棋名人戦A級順位戦4回戦 第21局第1譜:朝日新聞デジタル

塚田泰明棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

阿久津主税棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

藤井猛棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

中村太地棋士

ニコニコ生放送の将棋中継内で今回の騒動について謝罪。

 

そのほかの動きのあった棋士

三枚堂達也棋士

ーー三枚堂さんが(遠隔操作の)やり方を教えたのか。

「はい。私が三浦さんにお話ししたのは、そういうアプリ自体の存在です。スマートフォンでパソコンをリモート操作することができるアプリです」

ーーつまりパソコンの将棋ソフトをスマホで遠隔で操れる?

「まあそういう感じです。比較的簡単にできると思います。『TeamViewer』というアプリです」

ーー自分ではやった、あるいは、やろうと思ったことはあるか。

「対局中にですか?いやいや、ないです。ありえないです」

と一貫して否定した。

10月20日:週刊文春(10月27日号)

竹俣紅女流棋士

10月14日:竹俣 紅 公式ブログ - M53928834073453 - Powered by LINE

一番恐いのは、人工知能の登場で人間の職が奪われることなんかより、
人間が人間の人生を奪うことだということがよくわかりました。

12月27日:竹俣 紅 公式ブログ - やっと。。。 - Powered by LINE

桐谷広人引退棋士

 私も詳しい話はよくわからないけれども・・・。電話で、三浦九段はシロだ、と言ってきている先輩の(引退)棋士もいて、週刊誌に書かれていること(細かい経緯)と、全然違う話を聞かされます。

 (10月3日のA級順位戦で実際に対局した)渡辺竜王が(三浦九段を)あやしいと言うのなら、それはやっぱり確信があるんでしょう。

 でも、証拠がないのなら、理事会の(三浦九段に対する)対応はよくない。これから、シロになるか、クロになるか、わからないけれど、もし証拠がなくてシロだった、ということになって、渡辺竜王が悪者になってしまったら、どうするのか。

 何にしてもね、理事会の不手際です。伊藤英紀さん(ブログ筆者注:将棋ソフト開発者、過去に将棋連盟等を名誉毀損で提訴、その後和解)のことでも、最初から謝っておけばよかった。

10月26日:【 ソフト指し不正疑惑】3・事件の印象|ドキュメント コンピュータ将棋|松本博文|cakes(ケイクス)

 

将棋連盟会長、専務・常務理事グループ

谷川浩司会長

 ――A級順位戦の特別措置以外に、経済的な補償は検討しているのか。

谷川 竜王戦七番勝負の開催を何よりも第一に考えた。竜王戦自体は無事に終了したが、その結果として三浦九段が不利益を被ることになった。そのことに関しては、これから色々考えていかなければいけない。第一に、先ほどご説明した、三浦さんが来期もA級順位戦という形をとらせていただいた。これは主催の両新聞社様にもご了解をいただいた。その他のことに関しても、三浦九段と真摯(しんし)に話し合いをしたい。

――先ほどの特別措置、三浦九段に誰がいつ伝えるのか。三浦九段、順位戦の一部を奪われた。どう考えるか。

谷川 A級のことに関しては、三浦九段に今日、連絡をした。2カ月半の間、三浦九段の対局の機会を奪ってしまったことは重く受け止めている。先ほども申し上げたように、最高棋戦である竜王戦七番勝負を務めていただくことを考えた。

~略~

――執行部のみなさんの責任は。

谷川 理事会を開いて外部理事の方にもご意見をいただいた。10月11日、12日の常務会の行ったことが「妥当」と報告をいただいたので、責任をとる必要はないとのお答えだった。ただ、7月の関西の月例報告会以降、電子機器の取り扱いの規定を厳しくすることを怠った。久保九段の発言が正しいかどうかの調査を怠った。この2点に関しては常務会の責任。ただ、このことで私たちも投げ出すわけにはいかない。棋士のみなさんがどういう風に考えるかはわからないが、棋界の正常化、他にも進めている案件があるので、粛々と職を全うしていくべきだと考えている。ただ、何もなしというわけにはいかないので、減給という形をとる。谷川、青野、島の3名は減給10分の3、3カ月間、東(和男)、中川(大輔)、佐藤(秀司)、片上(大輔)、井上(慶太)の5名が10分の1、3カ月間。この処分を決定した。

――この処分は三浦九段に伝えたのか。第三者委の報告書で「未曽有の危機」「疑心暗鬼」と指摘されている。どう認識しているか。

谷川 まだ伝えていない。今この場で初めて発表した。未曽有の危機に直面していること、棋士が疑心暗鬼に陥っていること。重く受け止めないといけない。電子機器は対局前にロッカーに預けること、対局中は外出禁止と決めましたが、この制度でいいかは何カ月か続けてみないとわからない。来年の6月の棋士総会の頃に改めて聞きたい。

――当初「不正」があると確信していたのか、また、今はどう思っているのか。

谷川 私は10月10日の夜にもいたが、11日の常務会はできるだけ先入観をもたずに臨もうと思ってはいた。で、やはり痛恨なのは、久保九段の発言の真偽を調査しなかったことにつきるが、そちらが事実と違っていたという時点で、「三浦九段が不正を行っているかもしれないというのは、ほとんどないんではないか」と考えるようになった。スタートの時点から正しくなかったということになるので。

~略~

――第三者委の調査書の全体を公表するつもりはあるのか?

谷川 すべてに目を通しているわけではないが、棋士の名前も出てくるので、すべてということは難しいと思うが、公表できる部分は公表するつもりでいる。

~略~

――「三浦九段が対局に専念できるよう努力したい」と言ったが、環境づくりなどはするのか?

谷川 具体的なことは現時点ではお話しできることはないが、名誉回復に全力で努めて参りたいということは約束する。

~略~

――外部理事がいるとはいえ、連盟は棋士中心の運営。時代の流れに対応するために外部の人材を登用する考えはあるか?

谷川 連盟は通常の運営は棋士が行っている。プラスとマイナスがあると思う。コンピューターに詳しい理事はいなくとも職員はいるが、ついていけないということは反省材料だった。そのことも含めて今後のことは考えていかないといけない。

宗像紀夫弁護士 「処分」と「措置」の違いだが、連盟が「出場してはいけない」と義務を課して出場させないという法的効果は同じ。それから、連盟の弁護士として。この事件は最初から非常に不正行為の認定が難しい。なぜかというと、ソフトは対局前、対局後は使ってもかまわない。対局中に利用したかどうかがポイント。直接証拠でいうと、本人が「やりました」というか、「やっているのを見ました」という人がいない限り、直接証拠はない。次は機器を使ったかという物証で調べるしかない。物証に残っていなければだめ。あとは状況証拠。頻繁に席を立つとか、特殊な不自然さが積み重なっているとか、一致率とか。だから最初の時点で「出場停止処分が妥当か」と言われたときに、第三者委の報告書をみても、その当時ソフトを使ったのではないかという疑念が強かったと書いてある。しかも竜王戦が3日後に迫っている。そういう状況下で三浦さんを出場させたときに、この棋戦大丈夫だろうかとファンも心配するんじゃないかと。いろんなことを考えると、選択肢の幅がない状況でやむなくそういう選択をしたということ。第三者委も「これがいい」と言っているわけではなく、「やむをえない」選択だったと。選択肢が少ない中で出場停止を選ばざるをえなかったのは、「そこは分かりますよ」というのが報告書の神髄。終わった時点で「証拠はありませんよ」となれば出場停止はおかしかったとなるが、「そうじゃないですよ」ということが報告書を読めば分かる。調査が全部終わった時点でのところですから。連盟としては当時、一生懸命、将棋界が今後も信頼を受けてやっていくためにどっちがいいかという選択で、出場停止処分を決めざるを得なかった。三浦さんがいろんな意味で損害を被っている事実はあるので、そこはきちっと連盟は責任を今後、話し合いをしてやっていく必要がある。

12月28日:離席発言「真偽の調査を怠った」 将棋連盟の説明詳細:朝日新聞デジタル

青野照市専務理事

青野照市専務理事 久保九段の(指摘した)31分という話はあった。それは勘違いとしても、合計すると2時間40分という離席は普通の対局では考えられないこと。怪しいと言われた時間帯に離席がなかったことは証明されている。6分と3分と3分。それに関しては疑惑はないだろうということだが、指していて2時間半ぐらい離席がある。対局者として違和感があるのは、(三浦九段が)自分の手番で離席していたので、久保さんはイライラしていたのだろうと推測される。時間的なことは錯覚があったかもしれないけど、疑惑を持ったのではないか。12日の処分の問題、ブログとかツイッターを見ると、どうして処分がやむを得なかったのかと言う人が多い。クロかシロかという問題ではなく、その時点で週刊誌に「疑惑の挑戦者」というような形で、特にタイトル戦が始まってからそういう記事が出るということが判明した。これはどんなことがあっても、避けなければいけない。主催者様と話をした。三浦さん側が言っていることで一つ否定をすると、日本将棋連盟の常務会から休場を申し出た、強要したということは間違いなくありません。10人が聞いていることですので。一致率とか色々言われている中で、本人が「そこまで疑われているのであれば将棋は指せない」ということで「休場」という言葉を使った。であれば「休場届を出してくれ」ということであって、将棋連盟の側から「休場届を出してくれ」と言ったことは、間違いなくありません。理事の中には「クロでなければ指すべきだ」という意見もあったが、週刊誌に記事が出ることが確実になった。本当に七番勝負が終わってしまう可能性があると。どうしたらいいかわからない状況の中で、一致率とかで責められて三浦九段が休場したいと。休場してもらえば、一番いい形で、一番いい形というのは変ですけど、挑戦者交代になれば被害としては一番軽く済むのではないかと。その時点では、挑戦者を代えるか、週刊誌の袋だたきに遭うか、あるいは竜王戦を延期していただくか。三つの選択肢だった。

12月28日:離席発言「真偽の調査を怠った」 将棋連盟の説明詳細:朝日新聞デジタル

島朗常務理事

連盟はこの日、三浦九段の不正の有無について、追加の調査はしない方針を明らかにした。常務理事の島朗(しまあきら)九段(53)は「復帰後は疑念を抱かせることのない対局姿勢で臨んでくれると思う」と説明。一方、事情を聴いた常務会について「材料を十分準備して臨んだ。ここでは多くを語れない」と話し、離席の多さ以外に不正が疑われる内容を把握していることを示唆した。

10月13日:不自然な離席、5人前後の棋士が指摘 三浦九段の対局中:朝日新聞デジタル

週末の七日、島理事の携帯が鳴った。渡辺竜王からだった。島理事が言う。

「緊迫した声で、至急、羽生さんと佐藤康光さんに会いたい。人目につかない場所で、という内容でした。トップ棋士同士が対局以外で会うなんて異例の事です。何か、のっぴきならない事が起きたと直感しました」

~略~

「最初は中立的な空気というか、みな半信半疑だったのですが渡辺さんが三浦さんの『離席メモ』など詳細なデータを示しながら話していくうちに、段々空気が深刻なものに変わっていきました」(島理事)

10月20日:週刊文春(10月27日号)

――竜王戦に出られなかったことについてどう回復するか。理事の責任をどう考えるか。また、不正の疑いを指摘した人たちへの対応は。

島朗常務理事 竜王戦七番勝負は素晴らしい戦いが展開された。挑戦者交代という事態になったので、三浦さんに関しては来期1組でご登場いただくことになる。A級順位戦に関しての措置は可能だが、竜王戦に関しては七番勝負が行われたということで成立したと考えている。今回、久保さん(利明九段)の(指摘にあった)30分の離席がなかったと確認できなかったことが痛恨の極み。(棋士が集まる)月例会とかで話が出たことで今回のことにつながった。そうした方たちへの処分というのは、まだそこまで考える余裕といいますか。私自身は、10月7日に渡辺さん(明竜王)から電話をもらった時に責任は重大だと認識している。逃れるつもりはない。

~略~

――「証拠がない」という判断は当初、自分たちでできた可能性はなかったのか。

立脚点がそもそも間違っていたというのが、自分の中でも驚いたというか……。おそらく三浦さんも11日には動転されていて、そのときに「離席していなかった」と言ってくれればまた違ったかもしれないが。私自身は一致率とかソフトに詳しい人間ではない。将棋連盟が保存している映像ではなく、すぐに手に入らず、時間のなさとあいまって確認できなかったことにつながってしまった。10月以前にもっと早く確認していればという気持ちで、毎日過ごしていた。

――映像を確認したのは?

12月の中旬すぎに渉外部で映像を確認する機会があり、そのときに初めて知った。渉外部の職員に離席の分数を確認してもらった。それで根本が違っていた。竜王戦の第7局という段階だったので、そのときに気づいてがくぜんとした。

~略~

――「三浦九段が対局に専念できるよう努力したい」と言ったが、環境づくりなどはするのか?

三浦九段の会見を拝見した。彼らしい誠実な会見だった。その中で、10月11日の常務会でのやりとりを聞いた。記憶があいまいなので、みんなに確認したが、私自身、怒鳴り声を上げたり強圧的な言い方をしたつもりもない。ただ、三浦九段の側に立ってみれば、一致率のことで責められ、動転されていたのではないかと。休場届が要求されたということだが……。

三浦九段を追い詰めた気持ちはないが、他の理事に確認したところ、そういうことはなかったと。ただ率直にいうと、10日の「黒」の空気があり、11日も……そのときに自分が「完全中立」だったかというと、そうではなかったと言わざるを得ない。そういうことで三浦さんが結果的にそういう気持ちになってしまった……。休場届を強要したという事実は、まったくない。

12月28日:離席発言「真偽の調査を怠った」 将棋連盟の説明詳細:朝日新聞デジタル

中川大輔常務理事

――1月3、4日に(三浦九段の地元である)群馬県であるイベントに三浦九段が出なくなった経緯は?

中川 3日に子ども大会、4日に将棋祭りがある。当初、三浦九段には出演の依頼をしていたが、今回の騒動で、3、4日の出演はご辞退いただくよう手紙を送った。三浦九段からも返事があり、「出演はしたい」という希望があった。こちらは子ども大会の混乱を避けたいという希望があり、もう一度、連盟の意向を三浦九段に手紙でお伝えした。

~略~

――「三浦九段が対局に専念できるよう努力したい」と言ったが、環境づくりなどはするのか?

中川 島理事が電話で席を外したときに、三浦九段の口から「こういう状態では竜王戦は指せない。事態が収束してから集中して指したい」と。休場については三浦九段から複数回発言があり、それに伴って休場届の提出を求めたというのが事実です。

 12月28日:離席発言「真偽の調査を怠った」 将棋連盟の説明詳細:朝日新聞デジタル

片上大輔常務理事

世間を騒がせてしまった問題については、第三者調査委員会の開催をリリースしましたので、当面公式に発信することはないと思われます。
以前にも書きましたが、そもそも(当事者以外の)棋士が軽々しく何か言えるようなことではありません。
しかし一部の関係者が、おかしなことを書いているのを目にすることもいまだにあり、起こったこと以上とも言えるほどに心を(頭も)痛める日々です。
内容の真偽や善悪以前に、内部の情報や他人に関することを、勝手に発信するということそのものが基本的には間違っているわけで、目にした人もまずそのおかしさに気づいた上で読んでくれていたらと思うばかりです。

11月6日:快復 - daichanの小部屋

過去にTwitterで、下記のツイートをリツイート(拡散)。※現在は取り消されているものも含む

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そして週明け月曜日、昨日火曜日と、第三者調査委員会からの調査報告と、それに基づく記者会見が行われたのも既報の通りです。
こちらは大変深刻な話題でした。
一理事として、また一棋士として、将棋ファンの皆様に心よりお詫び申し上げます。

今回のことは将棋界に大きな傷と教訓を残しました。
今後このような事態を引き起こさないこと、そして三浦さんの名誉回復に努力することはもちろんです。
また来年は将棋界全体としても、ピンチをチャンスに変える発想で、良い方向に変わっていかなくてはいけないと強く思います。

12月28日:報告 - daichanの小部屋

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 12月30日時点の直近「Twitter いいね」リスト

 

棋士以外の動向

後藤元気記者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日前に、ツイッター(@gotogen)に上のように書きました。いくつかのツイートというのは、三浦弘行九段の出場停止処分が発表されてからの一部のツイートのことです。
将棋にかかわる誰もが不安な状況のなかで曖昧な言い回しをしてしまい、多くの人により大きく、強い不安を与えてしまったこと。これは私の配慮不足によるところです。想像力が欠如していました。
また、書いてもよいこと。書かないほうがよいことのへの判断、認識も甘かったと思います。立場上知り得たことや感じたことのごく一部、書いても問題ないだろうと判断したことが、敏感になっている人たちに強い刺激を与えてしまいました。深く反省しています。

まず「かなり前」や「だいたい」という言葉の選び方がまずかったと思います。どちらも多めに見積もる言葉ですので、いらぬ憶測をさせてしまう原因になりました。

「はっきりと疑念や不満を言って感情を露にする棋士、それを諌める棋士、何も口にせず眉をひそめる棋士」は、疑念を言う棋士と諌める棋士が対比。何も口にしない棋士が中間ということでバランスをとったつもりでしたが、「諌める」という言葉が弱かったようで、きちんとした対比と受け取られなかったようです。

「その誰もが」は「何人か集まれば」にかかっており、その場その場にいる棋士という意図です。しかし棋士全体と受け取った方が多かったようで、これも誤解を招く書き方でした。

「言いようのない不安と戦っているように感じられました」の部分は、私がそういった様子を見てきて感じたことです。感想、主観なので書いてもいい範囲だろうと考えたのですが、これも認識が甘かったのだと思います。
また、当事者以外の棋士および関係者の個人名を書かなかった(正確には、「書くつもりはなかった」です。今後も出来るだけ避けるつもりでいます)ので、情報を欲する人にとっては曖昧な書き方になってしまいました。

また私は文章を書くときに「読む人によって多角的に見える、感じられる。読む人に解釈を任せる」ということを重視しており、これは表現ということでいえば悪ではないと思っています。しかし書く場所によっては、きちんとひとつの意図で伝わるようにしなければいけません。いくつかのツイートは、誰もが敏感になっている時期においては、TPOにそぐわないものでした。一部を切り取って拡散されやすいツイッターに書いたことも、よくなかったです。
それぞれのツイートについては私なりの意図を説明できると思いますが、ここでは割愛させてください。個別に尋ねていただけたら、できる範囲で対応します。

本ツイートは、今回の不正疑惑問題が突然降って湧いた話ではなかったということを、私が見てきたことや感じ方として伝えることが自分の意図でした。
もちろん棋界での立ち位置はそれぞれですので、まったく知らなかった人や、知っても「そんなことがあるわけがない」と相手にしなかった人もいたでしょう。問題視して杞憂を抱えていた人も、まさかこういう形で表面化するとは考えていなかったと思います。私も出場停止が発表された日の午前に当事者ではない関係者から「竜王戦の挑戦者変更という話もある」と聞きましたが、そういうことにはならないだろうと、この点では楽観していました。発表があったときには皆さんと同じく驚きましたし、ショックを受けました。
不安感から取り乱してしまい、大変申し訳ありませんでした。改めてお詫び申し上げます。

10月29日:お詫び - お仕事ブログ

まずお詫びが誰に対してのものなのかですが、これは本件に接して心を痛めている将棋ファンに対してです。
誰が、いつ、どう話していたかということについては、申し訳ないのですが明かせません。明かせない部分のある話をしてしまった時点で、最初からするべきではなかったという思いもあります。

三浦九段に謝罪が必要である場合は、当然ながらブログではなく直接行います。ただ三浦九段が対局中に、相手が不審に思う行動をしていたこと、それが周囲の不安につながっていったと思っています。不正の有無に関わらず、そう思います。ただ10月12日に理事会が下した出場停止の処分については、他に方法がなかったのかという気持ちを持っています。

同上コメント欄

Unknown (はやと)
2016-10-30 00:36:42
誰に対して謝っているのかご回答いただきありがとうございます。
もうひとつお伺いしたいのですが、渡辺竜王順位戦で三浦九段と対局した後に、三浦九段にソフトカンニング疑惑があることを渡辺竜王に助言した棋界関係者は後藤元気さんですか?
答えられないならそれでも結構ですが、明確に否定できないとなると後藤元気さんも今回の騒動を引き起こした一人に入れられてしまう可能性があることを憂慮します。
Unknown (後藤元気)
2016-10-30 00:55:12
いや、それは自分ではありません。そもそも私のパソコンに入っている最新のソフトは「東大将棋7」です(笑)。
それも棋譜を入れる、詰みを確かめる以上のことをしていません。

同上コメント欄

 

Unknown (後藤元気)
2016-12-28 12:31:45

まず週刊文春の記事に登場する匿名の観戦記者は私ではありません。本件については話を聞きたいという依頼は何度かありましたが、すべてお断りしました。

次に(業界内でという意味だと思いますが)、ありもしないうわさを吹聴したかについてですが、そういうことはなかったと思います。誰かと会ってその話題になり、求められれば見解や意見を交換するということもありましたが、積極的に発信・発言はしていません。むしろ聞き役が多かったくらいです。三浦九段の休場が発表されるまでに、そのような機会が複数回あったのは事実です。
ツイッターやブログでの私の発言を見直して、噂の吹聴に値すると判断されるのであれば、それは書き方のまずさもあったので、仕方ないことだと思います。

すみません。また書き方がおかしかったですね。
今回の件で週刊文春から「話が聞きたい」という依頼はなく、まったく別の媒体がいくつかです。失礼しました。

 コメント欄より:【ごめんなさい・ありがとう運動】 - お仕事ブログ

藤田麻衣子記者

観戦記者として8月26日の竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第2局【疑惑の対局②】を担当。

(三浦九段が「ソフト指し」の不正を疑われていることは)全然知らなかったです。(第2局は大差で、盤上の変化を詳しく書く代わりに)七番勝負で金属探知機で通信機器をチェックする話を書いたりしました。

 観戦記を掲載されないと担当者から伝えられたのは(10月12日、将棋連盟による、三浦九段の竜王戦不出場の)発表の直前です。観戦記を掲載しないのは、重い事態だということです。観戦記は五輪(オリンピック)があっても何があっても掲載が無くならない、だから心して書くように、と昔ある記者に言われたことがあります。前例がないことが起こったんだ、一体何があったのだろうかと発表を注目して待ちました。ところが身構えた割には、曖昧な発表でした。挑戦者が変更になったとしても、七番勝負第1局の第1譜で説明してもよかったはず。経緯を無かったことにした理由は未だにわかりません。この騒動がどう決着しても、指した将棋がなかったことになり、両対局者が精魂込めて戦った様子を発表できなかったことに関して、とても残念に思います。

 盤側で見た記憶と、当時のメモを振り返りました。対局は8月末で、三浦先生は残暑が厳しいのにひざかけをして、ウールのセーター。丸山先生も出前を二人前頼むなど、いつも通り普通じゃなかった。対局者は一般の人から見たら、言葉は悪いですが、みなさん挙動不審と言ってもいいと思います。対局に臨む心境はとても非日常なもので、なりふり構っていられません。

 対局者が席を立つのもいつものことで、自分の手番でもよくあることです。私はむしろ、丸山先生の離席が多いと、メモに書いていました。というのも対局は途中からは大差(三浦よし)で、丸山先生はあまり盤上に気が入ってなかったように見えたからです。(※追記:丸山九段の方が三浦九段より席を立っていたという統計ではなく、劣勢なので席を離れることに関して印象に残ったいうこと)

 控室も検討を打ち切るほどの局面でしたが、三浦先生は最後まで時間を使って考え、時に空を見つめたり、没頭している様子でした。手にした魔法瓶をそのままにしたまま、考えが閃いたのか固まった様子もありました。

 感想戦も、不自然さは感じませんでした。(帰る際に、わざわざ追いかけてきて)今ので大丈夫ですか?わからないことがもしあれば、何日は空いているので、連絡してもらえますか、と、言われました。電話では、こちらが聞いてない変化まで、丁寧に教えてもらいました。

 (電話では)竜王戦七番勝負で観戦記を担当するのは、いつなのか、ということを尋ねられました。私が「第6局です」というと、「うわっ、そうですか。(早々に負けて第6局が開催されなくならないように)がんばらなきゃ」と笑っておっしゃっていました。明るく快活な様子から、一変した今の状況に驚いています。(以下続く)

10月24日:【ソフト指し不正疑惑】2・観戦記者に聞く|ドキュメント コンピュータ将棋|松本博文|cakes(ケイクス)

松本博文記者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 将棋をテーマに執筆を続けているルポライターの松本博文氏も、疑惑が出た当初は「これだけ断定して将棋連盟側が言っているのだから、それは決定的な証拠があるだろう」と思っていたという。

 

 「三浦さんは今回の件に関しては被害者という立場であるが、将棋界というのは割と家族的な面がある。運営も棋士が自主的に行っており、批判するというのはなかなか難しい」と話す。また、「三浦九段は優しい方のため、この状況に及んでも色々将棋連盟側のことを気遣っているように見えた」と心境を推し量った。

 

 また、「竜王戦」に出られなかったことでの三浦九段へのダメージについて松本氏は「大損失」と断言する。

 

 三浦九段は優勝の可能性が十分にあり、その場合、優勝賞金4320万円という損失だけでなく、「何より三浦さんの名誉が傷つけられたということが大きい」と指摘。さらに「本来であれば三浦九段のようなスタープレイヤーを守るべき立場であるのに、逆に追い込んでしまったというのは不手際と言って間違い無い」将棋連盟の一連の対応を批判した。

 

 一方、すでに将棋ソフトは人間よりも強いレベルに達しており、参考にすれば良い手も見つかるという。松本氏も「不正をやろうと思えばできるという現実があるため、将棋連盟の対応が遅かった、不手際だがあったというのは間違いない」とした。

 

 三浦九段の今後について松本氏は「まず現状に戻してほしい。失った信頼というのはすごく大きいが、それを戻すのも将棋連盟の仕事」と語った。そして三浦九段に対しては「本当に気の毒だが、頑張ってまた表舞台に出てほしい」

12月28日:将棋専門記者「三浦九段を元の状態に戻すのも連盟の仕事だ」 | AbemaTIMES[アベマタイムズ]

未確認情報

7月26日 【疑惑の対局①】の翌日、三浦棋士が在住地・群馬県に帰宅する姿と思われるもの。※26日の離席回数の多さは体調が悪かったため、という説明を三浦棋士自身でしている。→NHKインタビュー参照

 

第三者調査委員会の調査報告書概要

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めっちゃ時間かかったわ。。 でもすごい話だ……

 

三浦弘行九段の将棋ソフト不正利用疑惑が証拠不十分→証言が虚偽であった件

社会や政治に関する動向のまとめ、ということで始めたブログで、最初に取り上げるのがこの話題というのもなんなのだが、気になる点があった。

 

まず、この事件の経緯と、12月26日に行われた第三者調査委員会の記者会見概要に関する記事の紹介。餅は餅屋で、将棋専門ブログの「将棋ワンストップ・ニュース」より。

 



そして、会見の同日夜、TBSラジオでこの件が取り上げられた。どちらかといえば今回はこちらについて言及したい。

 


三浦九段の処分決定からしばらく経っており、世間一般の興味がほぼなくなっている中、マスメディアで取り上げられたことは重要なことだと思う。

しかし、これを伝えているのが憲法学者である木村草太氏。ただの将棋ファンに過ぎないのだが、Session-22がツテのある彼を記者(あるいは専門家)代わりに見立てたのだろう。

見方を変えれば、列記として存在する「将棋記者」が今回の問題を正面から取り上げ、追及することをしていないことが問題の一面としてある。スポーツ記者が辛らつな記事を書けば、サークルから締め出されて情報を得られなくなる構造と同じだ。

そして、今回の件では、棋士間での噂話という形で疑惑が増幅され、疑念が検証されることなく既成事実化されたようだ。本来なら、疑惑が外から指摘・追及されるべきだが、業界内で怪しさが煽り立てられ、一部の棋士の正義感を炊き付けた。最後には、感化された有力棋士が告発し、不当処分を招いてしまった。いわば「魔女狩り」の状況に陥ったわけだ。

 

追記:G記者が疑惑の増幅の媒介になっていたという情報は未確認情報であったので、訂正してお詫びする。

 

この動画内では、第三者委員会の会見内容の要点を木村氏が伝えている。おおむね最初に紹介した会見概要のまとめ記事と合致した内容で、客観的に感じられる。

ただし、1つだけ重要なことを落としている。

不正の根拠の一つとされた、7月26日の対久保九段戦の夕食休憩後に三浦九段が「自分の手番で約30分間離席をした」という事実はなかった。

これも紹介したまとめ記事からの引用だが、会見内で実際に言及されている。

これを伝えずに「決定的に新しい事実が出てきた印象はございません」と言い切ってしまった木村氏には手落ちがあるだろう。意図的かどうかは分からないが、やはり氏は記者・ジャーナリストではないため、第三者委員会の最終結論に沿った形を取ったのかもしれない。

だがよく考えてみれば、この部分ひとつを取るだけで「不正はなかったが(緊急性を鑑みて)出場停止処分は妥当」→「申し立ての根拠自体が虚偽であったため処分不当」として結論をひっくり返せるように思う。

 

追記:タイムフリーで視聴したJam The World月曜日(MC津田大介)でこのあたりが指摘されていて、それ以外にも全体像や懸念ポイントなど過不足なく取り上げられており、なおかつ事の重大さにも言及されていて見事だった。

木村氏の「明るい話題もあるから、とにかく前を向いていこう」という風なファンだからこそありがちな、嫌なタイプの事なかれ主義とは違い好感を持った。番組冒頭の14分頃から始まるのでradiko.jpで聴いてみてほしい。

 

また、残された三浦九段の名誉(利益)回復については当事者間で決めるもので第三者委員会は関知しない、としているが、同時に例えをまじえながら補償はされるべきと示唆もしている。当事者である三浦九段と将棋連盟はそれぞれ今日27日に会見をする予定。

 

最後に会見の動画を紹介。一般の方の意見も見れるようになっている。今回はこんなところで。